サクラの伐採
今回、桜の木のご相談をいただきました。
お寺の参道に植えられた桜の木。
春には美しい桜並木となっていた場所でしょう。
しかし、参道のすぐ脇には一般住宅。
もしものことが起こってからでは遅い…
という事で、今回は伐採という運びとなりました。
左上の赤丸の付いた4本の伐採と、山門脇の1本を剪定。
もちろん、工事の前に近隣の方々へご挨拶に伺い
お寺様と近隣の方々の橋渡しも弊社の重大責務です。
写真でみるとあまり大きく感じないのですが
実際の木は、どれも立派!
今回は敷地にも余裕があり、10tのクレーンを使い、
参道の手前から順番に伐採を行っていきました。
桜の木のすぐ脇には、石像やガラスケースが並び、
空師とクレーンのオペレーターの息のあったプレーが重要です。
左の桜は幹の根本付近から二股に枝分かれ
していたものを剪定し、残った幹が斜めに
生えていました。既に切り落とされていた幹は、
鋼板で保護するも、既に内部は腐朽していました。
残された幹の枝先も、腐朽している可能性が
ある為、根本に近い部分にロープを掛けました。
さて山門脇の桜。
こちらは、他の4本とは違い、幹も枝も細め。
いくらスリム体系でも、成人男性。
尚且つ、枝が割れている箇所もあり、
登っている本人に、恐怖感はないそうですが
下から眺めている身としては、折れてしまわないか
ドキドキしながら見守っていました。
工事もいよいよ大詰め。
わかるでしょうか、この立派な幹。
チェーンソーも一度では回りきらず、何度も
場所を変えて、刃を入れてようやく伐採完了。
工事前は、まるで木のトンネルのようだった参道も
明るい光が差すようになりました。
初日から小雨交じりの中でのスタートとなりましたが、
誰ひとり怪我することなく完了。
腐朽が進んでいる箇所もあり、
住職様方にも大変喜んでいただけました。
樹木でお困りのことがございましたら、空間技研にご相談ください。
空師、樹木医がお客様にとって最良のご提案をさせていただきます。
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余談ですが、剪定で出た桜の枝。
つぼみを膨らませており、樹木医に確認したところ、
水に生けておくと、春にはかわいらしい花を咲かせるとのこと。
数本水に生け、持って帰ってきてみました。
桜の季節まではまだ先ですが…
無事にかわいらしい花を咲かせてほしいと願い
毎日せっせと水を替えております^^
春には良いご報告が出来るといいのですが…