空間技研からのお便り

DM2



サクラの伐採

K-1
今回、桜の木のご相談をいただきました。
 
お寺の参道に植えられた桜の木。
春には美しい桜並木となっていた場所でしょう。
 
しかし、参道のすぐ脇には一般住宅。
もしものことが起こってからでは遅い…
という事で、今回は伐採という運びとなりました。
 
K-2

 
左上の赤丸の付いた4本の伐採と、山門脇の1本を剪定。
もちろん、工事の前に近隣の方々へご挨拶に伺い
お寺様と近隣の方々の橋渡しも弊社の重大責務です。

写真でみるとあまり大きく感じないのですが
実際の木は、どれも立派!
今回は敷地にも余裕があり、10tのクレーンを使い、
参道の手前から順番に伐採を行っていきました。

桜の木のすぐ脇には、石像やガラスケースが並び、
空師とクレーンのオペレーターの息のあったプレーが重要です。
K-3
左の桜は幹の根本付近から二股に枝分かれ
していたものを剪定し、残った幹が斜めに
生えていました。既に切り落とされていた幹は、
鋼板で保護するも、既に内部は腐朽していました。

残された幹の枝先も、腐朽している可能性が
ある為、根本に近い部分にロープを掛けました。

 

 K-4
さて山門脇の桜。
こちらは、他の4本とは違い、幹も枝も細め。
いくらスリム体系でも、成人男性。
尚且つ、枝が割れている箇所もあり、
登っている本人に、恐怖感はないそうですが
下から眺めている身としては、折れてしまわないか
ドキドキしながら見守っていました。
 K-5

工事もいよいよ大詰め。
わかるでしょうか、この立派な幹。
チェーンソーも一度では回りきらず、何度も
場所を変えて、刃を入れてようやく伐採完了。
 

 
 
 K-6
工事前は、まるで木のトンネルのようだった参道も
明るい光が差すようになりました。

初日から小雨交じりの中でのスタートとなりましたが、
誰ひとり怪我することなく完了。
腐朽が進んでいる箇所もあり、
住職様方にも大変喜んでいただけました。

 
 

樹木でお困りのことがございましたら、空間技研にご相談ください。
空師、樹木医がお客様にとって最良のご提案をさせていただきます。
詳しくはこちらをご覧ください‣‣‣寺院樹木コーディネート

  
  

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K-7
余談ですが、剪定で出た桜の枝。
つぼみを膨らませており、樹木医に確認したところ、
水に生けておくと、春にはかわいらしい花を咲かせるとのこと。
数本水に生け、持って帰ってきてみました。
桜の季節まではまだ先ですが…
無事にかわいらしい花を咲かせてほしいと願い
毎日せっせと水を替えております^^

春には良いご報告が出来るといいのですが…